ポップインアラジン2とSEの違いを徹底的に比較してお伝えします。
更に、それぞれのメリット・デメリットを知ったうえで、オススメ機種も考えてみましたよ。
ポップインアラジンは、シーリングライトとプロジェクター・スピーカーが一体化した驚きの商品。
まさかの「天井据え付けプロジェクター」が、特別な工具も金具も不要で簡単に手に入ってしまうという、「魔法のような」アイテムです。
ポップインアラジンの魅力に気付いてしまったけれど、2とSEの違いって何だろう?
そんな方の参考にしていただくべく、今回はポップインアラジン2とポップインアラジンSEについて比較しました。
ポップインアラジン2は、よくぞこのサイズにここまでの性能を詰め込んだ!と言いたくなるような上位モデルです。
レンズの稼働角度も大きく、ハーマンカードン製スピーカーも搭載、本来のライト性能もばっちり!
詳細は後述します。
かわってポップインアラジンSEは、性能や装備を絞ることで、価格を抑えたスペシャルエディションです。
SEの最も注意すべきは焦点距離で、この部分さえクリアできれば充分楽しめるアイテムといえそうでした。
この記事では、これらの「絞られた性能や装備」「焦点距離」についてフカボリしていきますよ。
ポップインアラジンならば天井のシーリングライトがプロジェクターに早変わり!
部屋のシンプルさを保ったまま、贅沢な大画面映像時間を入手できます。
ペットやお子様のいる家庭には特にイチオシのプロジェクターです♪
ポップインアラジン2とSE、どちらのアイテムを導入するか悩んでいる方の参考になれば幸いです♪
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ポップインアラジン 2とSEの違いを比較
ポップインアラジン 2とSEの違いは、主に5個あります。
1.サイズの違い
2.レンズの違い
3.明るさの違い
4.スピーカーの違い
5.シーリングライトとしての性能の違い
以下でひとつずつ詳しく説明しますね。
ポップインアラジン 2とSEの違い①サイズの違い
まずはポップインアラジン 2とSEの見た目・サイズの違いです。
ポップインアラジン2とSEでは、サイズがほんの少し違います。
ポップインアラジン2は476x145x476mm。
対してポップインアラジンSEは476x169x476mm。
そう、本体の厚みが変わっているんですね。
昨今のシーリングライトはかなり薄型のものがあります。
それらと交換となると、ポップインアラジン2でも15cm弱とまずまずの存在感。
ポップインアラジンSEはそこから更に2cm程厚みが増すことになります。
環境や人によっては、多少圧迫感を感じるかもしれませんね。
ポップインアラジン 2とSEの違い②レンズの違い
続いて、ポップインアラジン 2とSEのレンズの違いについてお伝えします。
まずは稼働角度です。
ポップインアラジン2のレンズ稼働角度は、0~32度。
ポップインアラジンSEのレンズ稼働角度は、6~18度となっています。
SEはレンズの可動域が、2よりも若干小さくなっています。
レンズ角度が水平を保てるポップインアラジン2であれば、本体設置位置と壁との距離が離れても、天井から映像上辺までの高さを変えずに投影が可能です。
対してSEは、デフォルトで角度が付いている為、壁との距離が離れれば離れるほど投影される映像の位置は下がります。
続いて焦点距離についてもみていきますよ。
例えば同じ70インチの映像を投影しようとしたとき、ポップインアラジン2は本体の中心から壁まで1.32m、SEは2.04mを要します。
つまり、同じサイズで映像を楽しむ為には、SEは2の1.5倍程度の距離が必要なのです。
二つを比べた際、SEの方が設置場所と壁までの距離が必要で、距離に比例して投影位置が変化する、と覚えておけば良いでしょう。
ポップインアラジンの設置自体は簡単ですが、その設置場所はシーリングの位置で固定されてしまいます。
設置場所と投影する壁の距離が近い場合は、ポップインアラジン2の方が良いかもしれませんね。
ポップインアラジン 2とSEの違い③明るさの違い
ポップインアラジン 2とSEの明るさの違いについてお伝えします。
プロジェクターの投影に対する明るさ(光束)は、いわゆる「ルーメン(lm)」というもので表されます。
ポップインアラジン2は700ANSIルーメン。
ポップインアラジンSEは500ANSIルーメンです。
この値は、大きければ大きいほど投影された映像が明るく見える「見やすさの値」ともいえます。
こちらもポップインアラジン2に軍配が上がりますね。
が、実はポップインアラジン2でも明るい部屋での視聴は少々心許ないというレビューも……。
これは使用環境によるもので、一概に見やすい!見えない!と判断するのは浅慮かもしれませんが、一考の余地ありです。
ただ、暗い部屋で使用する分には、どちらも問題なく満足感があるようです。
ポップインアラジン 2とSEの違い④スピーカーの違い
次はポップインアラジン 2とSEのスピーカーについての違いです。
ポップインアラジンSEのスピーカーは、Dolbyオーディオ対応の3W+3W。
対して、ポップインアラジン2に搭載されているスピーカーは、同じくDolbyオーディオ対応のHarman Kardon(ハーマンカードン)製8W+8W!
ハーマンカードンといえば、BMWやメルセデス・ベンツ・VOLVOなど自動車のスピーカーにも採用されており、音楽ファンには名の知れたメーカーなのだそう。
スペックを見る限りSEと比べると大きな音量も出るようですね。
音質にこだわる方は要チェックな項目ですよ。
ポップインアラジン 2とSEの違い⑤シーリングライトとしての性能の違い
ポップインアラジンはシーリングライト+プロジェクター+スピーカーの3in1商品。
勿論シーリングライトとしての性能も重要ですよね。
まずはポップインアラジン2から見てみましょう。
光束:デフォルト3800lm/最大4300lm 無段階調光
光色:2800K(ケルビン)~6000K 無段階調色
続いてポップインアラジンSEです。
光束:デフォルト3800lm 6段階調光
光色:2800K~6000K 6段階調色
ポップインアラジンSEと比べて、ポップインアラジン2はより明るく・より細かい調整が可能です。
プロジェクターで上映している状態で絶妙な光量を得たい場合など、無段階調整ができるのは素晴らしいですね。
自分好みの上映空間を作れそうです。
ポップインアラジン 2とSEはどちらがおすすめ?
以上の違いを踏まえた上で、ポップインアラジン2とSEは一体どちらがおすすめ?という疑問についてお伝えしたいと思います。
ポップインアラジン2がおすすめの人
・ポップインアラジンを全力で楽しみたい方。
・少しでも本体の厚みを減らして、部屋に対する圧迫感を減らしたい方。
・できれば日中も使用したい方。
・比較的コンパクトな範囲で使用したい方。
・より良い音質を求める方。
\ポップインアラジン2/
ポップインアラジンSEがおすすめの人
・コストパフォーマンスの高さを重視する方。
・プロジェクター投影は夜のみなど、割り切って使用できる方。
・設置場所から投影場所まで、十分な距離が確保できる環境の方。
\ポップインアラジンSE/
ポップインアラジン 2とSEの違いを徹底比較!おすすめはどっち? まとめ
今回はポップインアラジン2とSEの違いを比較し、それぞれにオススメの人物像も考えてみました。
ポップインアラジンSEは、性能は抑え気味ですが、その分価格も控えめ。
比較的お求めになりやすい価格となっていますよ。
SEは、焦点距離のチェックだけは怠ってはなりませんが、スペース的に問題ないのであればコストパフォーマンスも高く、初めての導入に適しているのではないでしょうか。
ひとまず、シーリング一体型プロジェクターというものを試してみたい、という方にはこちらが良いかもしれません。
対してポップインアラジン2は全てにおいてハイスペック。
ご紹介したように、SEと比べてもスピーカーや投影の明るさ・ライトの性能など様々な部分がワンランク上で、満足度も高いアイテムと言えますね。
細かい設定が可能なところも、自分だけの環境を整えるという点から考えると嬉しいポイントです。
勿論その分SEと比べて高価格設定となりますが、それを補って余りある魅力ですよ。
折角導入するなら、ポップインアラジンをフルで楽しみたい!そんな方はポップインアラジン2一択でしょう!
お財布との相談になりますが、個人的にはポップインアラジン2推しです♪
また、シーリングさえあれば移動も楽々なのがポップインアラジンの最大の魅力です。
万が一「リビングのシーリングで使用するには明るさが足りなかった」としても、大丈夫。
例えば設置場所を寝室に変更して、寝る前の贅沢な一時を楽しむ方向へシフトチェンジも可能です。
比較的気軽に導入できるポップインアラジン、自分へのご褒美や子どもとの憩いの時間のお伴に、検討してみてはいかがでしょうか?